加藤保憲
毎日、毎日、七五三撮影に忙殺されていた日々。
写真を撮ったら撮ったで、現像が待っている。
日中は、写真を撮るだけ撮って、夜は毎晩遅くまで、現像に追われていた。
もうダメだ。
ここらで萌えを補給しないと、ワタシはダメになってしまう。
そんな時間は1mmも無いのだが、半ばブチ切れて、ワタシはRingdoll・Dracula-Style Bの加藤保憲を
撮ることに決めた。
確か、既に時刻は午前2時を回っていたと思う。

水滴を吹きかけた硝子越しに撮ってみたり。
もんやりと霞んだ様に撮ってみたり。
美しい加藤を前に、ワタシは夢中でシャッターをきった。
カメラの前の加藤は、どこか艶かしく、そして、優しい目をしていた。
少し弱っているワタシをいたわるように。
一葉にモドル