加藤保憲
プラネアール笹塚
裸サスペンダー状態になっている加藤保憲。
これを、きちんと撮っておかない手は無いと思ったのだ。
というわけで、裸サスペンダー姿の加藤を緩衝シートで、すまきにして、
お馴染みのプラネアール笹塚へ、ご同行願った。
裸サスペンダーだが、軍帽と手袋は外せない。
これが、加藤保憲のステータス。
実は、合皮で手袋を作ろうとしたのだが、仕上げの段階で、指の部分が細すぎて、
どう頑張っても表に返せなかった。嗚呼・・・。
そんな悲しみを背負いつつ、じゃあ、ここはひとつ、煙草でも吸って頂きましょう、
ということで、石粉粘土で煙草を作った。
人間の目から見れば、それはそれは小さな煙草。
自然乾燥なんて、まったりとしたことはできない性質なので、さっさとオーブンで焼いて、
ちゃっちゃと絵の具で色をつけた。
10分クオリティとは、このことだ。
その10分煙草を、んまぁ、吸いまくって頂いた。
今頃、加藤は喉がいがらっぽくなっているに違いない。

個人的な趣味かもしれないが、こんな男性が、こんな姿で煙草を吸っていると、
とてもセクシーに感じてしまう。
いや、別に欲情はしていないけれども。
加藤は、意外と鎖骨が綺麗だ。
そして。
やっと、やっと、顔に描かれている血管を写すことができた。

これが、この日の一番の収穫だったかもしれない。
一葉にモドル