礼二郎
自分のドールも無いのに、ドール撮影会というものに参加して、
俄然、マイドールをお迎えしたくなったアタシ。
撮影会の翌日に、ドールをお迎えしてしまった。
盛大に、ドール沼にダイブである。
事前に食い入るようにお店のHPを見てチェックしておき、
実際、お店で、顔とウィッグと目の色をチョイスして組んで頂いた。
この時点では、ただなんとなく選んでいたので、まったくのノープランだった。
だが、組み上がったドールと対面した瞬間。
「エノさんだ!」
アタシの目には、そこにいるドールが、京極夏彦の小説に出てくる、
榎木津礼二郎探偵にしか見えなかったのだ。
キャラドールを作るつもりは微塵も無かったけれど、これはエノさんだ、確かにエノさんだ。
というわけで、名前は礼二郎に決定した。
そして、これが、うちの礼二郎だっ!

お迎えしたことが嬉しくて、ドールの箱を486回ぐらい開けたり閉めたりしている。
ドールの沼は罪作りである。
一葉にモドル