LOMO LC-A
Fujifilm Velvia 100
晩秋にLC-Aで、すすきを撮りに行って、珍しく1本撮りきれなかった夕暮れ。
そのまま、LC-Aにフィルムが入ったきりで、時間がとうとうと過ぎて行った。
そして、年の瀬を迎えてしまった。
あー、いかん、いかん。
あのフィルムをなんとかしないと、いかん。
そう思い立ったはいいけれど、数枚撮っては、また数日。
結局、最後に「どりゃあ!」と鉄塔を撮って、やっとフィルムが終了した。
・・・長かった。。。
年末のポパイカメラに駆け込んだが、現像の上がったフィルムを受け取ったのは、
年が明けてからだった。
・・・長かった。。。
フィルムをスキャンしてみると、
「なんでもっと早く現像に出さなかったんだ!をいーーーっ!」と
思わず自分にツッコミを入れたくなる程、好きな写真が詰まっていた。
Velviaをクロスプロセス現像にかけて、それが成功していた時の写真には、
毎度のけぞらされる。
今回も、大いにのけぞった。
なんだ、この空の色はっ。
・・・いいじゃないかっっっ!!!
鉄塔の写真だけは、フィルムを撮りきるという焦燥感が先に立って、
自分的セオリーを無視した時間に撮ったから、あまりいい色は出ていないけれど、
まぁ、これはこれで良しとしたいと思う。
そこで、少々がっくり来ても、お釣りが来る程、気に入った写真が沢山あった。
もちろん、「こんなわざとらしい色は嫌いだよ」という意見はあると思う。
パソコンで加工をしていると思われることも多々ある。
でも、ワタシはVelviaのクロスプロセス現像で出る、この色が、とてつもなく好きだ。
これは、LC-Aがエライのか。
Velviaがエライのか。
まさか、ワタシがエライってことは・・・ないか?
一葉にモドル
2016年04月19日
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