FUJIFILM X-T1
自然教育園
2015年の秋。
なかなか紅葉せずに、ヤキモキさせられたものじゃった。
・・・と、村の古老は語るのであった。
誰が、村の古老じゃ。
アタシだよ。ヤキモキしていたのは、このアタシだよ。
12月も半ば。やっと「自然教育園に紅葉の季節が訪れた」という知らせを受けた。
だが、現地に乗り込むことができたのは、それから1週間後のことだった。
・・・紅葉は、散っていた。
ああ、1ヶ月も待っていたのに、なんという体たらく。低鱈苦。
それでも、諦めきれずにX-T1とOM10の2台態勢で、自然教育園に乗り込んだ。
おおお、まだ紅葉が残っているところもあるぞ!
てゆーか、枯れた植物が、なんか、すげーイイんだけどっ!
はぜたウバユリ、地面に転がっているムクロジの実、
名前は忘れてしまったけれど、ポショポショになっている、何かの植物の残骸。
ふと見上げれば、目にも鮮やかな赤いイイギリが、シャンシャンとしている。
イイ!すごくイイ!
カメラをとっかえひっかえ、バッチャバッチャとシャッターをきった。
この日は、X-T1にZUIKOズームのオールドレンズをつけていたのだが、
逆光に弱いレンズで、フレアを画の中に、どう取り込むかを学ぶことができた、
ような気がする。
それが、自分的には、なんだかとても大きな収穫に思えた日だった。
自然教育園は、楽しいなぁ。
カメラも、楽しいなぁ。
写真って、楽しいなぁ。
一葉にモドル
2016年04月07日
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