2016年02月19日

枯れたキンエノコログサに夢中になる夕方

FUJIFILM X-T1
多摩川河川敷


唐突にタップダンスというものを習い始めてから、かれこれ数ヶ月。
教室の仲間とも、だいぶ打ち解けてきた。
その仲間の中に、野の草の魅力を伝える活動をしている、くさのきよみさんがいらっしゃる。

きよみさんが仰るわけだ。
ニコニコしながら仰るわけだ。
「秋の終わり、キンエノコログサが枯れていくところが、またいいのよね〜」

そ、それは・・・撮りたいぞよ。

というわけで、翌日、チャリンコをぶっ飛ばして、多摩川の河川敷に赴いた。
日暮れまで、あと20分程、という、なかなかスリリングな時間ながらも、
なんとか日没前には間に合ったぜ。ぜーはー。

だが、しかし。駄菓子菓子。
いつもの河川敷には、エノコログサのエの字も生えていないのだ。
をい〜っ!こんなに草ぼうぼうなのに、なぜ狙ったようにエノコログサが生えていないんだ!
もしや、これが信長の野望か・・・。
違う。
もしや、これは何かの陰謀か・・・。

と、遠い目で対岸を眺めると、数本、ススキが揺れているではないか。
「なんか、あそこなら、エノコログサがわっしゃ〜っと生えている気がする」

何の根拠もないひらめきに身を任せて、ひらりっ!と自転車にまたがり、
「ぬおおお!!!」と川崎国に突入した。
あった!あったぜ!枯れたキンエノコログサの草原だ〜〜〜っっっ!!!

折しも、日暮れ時。
沈みかけた太陽が、枯れたキンエノコログサを斜めに照らして、黄金色に輝いている。
ナウシカだ。ナウシカの世界だ。
「その者蒼き衣を纏いて金色の野に降り立つべし・・・古き言い伝えは、まことであった」
おおおおお〜。

きよみ先生いわく。
秋の草の下には、春の草の芽が出始めているということなので、草の無い所を選び、
キンエノコログサの群生の周りをグルグル回って、写真を撮りまくった。


xtbana60.jpg


猫じゃらしという草が、エノコログサという名前でもあるのだと教えて貰った時にも、
「エノコロって犬のことだよなぁ。ってことは、犬と猫のマリアージュだぁっ!」
と、勝手に感動したものだが、枯れたキンエノコログサは、想像以上に美しかった。
もう少し前に、その名の通り、金色に輝く全盛期を見たら、たぶん倒れると思う。
来年は、河川敷で、感動のあまり、ぶっ倒れてみることにする。

河川敷に倒れているアタシを発見しても、そのまま川に流さないで頂きたい。


一葉にモドル
posted by ツバキ アキラ at 19:00| Comment(0) | デジタル一眼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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