いきなり過激なことを言うようだが。
これまでアタシは、「トイデジって意味わからんワ!トイカメラとゆーたら、あーた、
フィルムで撮るのが楽しいんじゃろがい!」と、わけのわからない偏見を持っていた。
そのアタシの手元に・・・

Vivitar Vivicam 8027があるんですけど。。。
押しも押されぬ、トイデジだ。
なんで、アタシが持っている!?
コンパクトデジタルカメラが欲しいなぁと思っていた矢先に、ヴィレッジヴァンガードで
うっかり見つけて、「コンデジだし!トイカメラだし!」と、うっかりレジに直行していた。
何かの呪いにかかっていたのだと思う。
早い話が欲しかったんです。
帰宅して、速攻で充電を始めて、深夜のテンションで、いきなり亀(フィギュア)を撮った。
カメラで亀を撮る。ゆーとる場合か。
でも、その前に、記念すべきファーストショットは、薄汚れたチェブラーシカの
化粧ポーチだった。
もうちょっと何か無かったのかと思う。
3cmまで寄れるマクロモードは素晴らしい。
寄り過ぎて、ウミガメの顔がボケてしまうぐらいに興奮した。
ちょっと落ち着け。
ちなみに、アタシは亀が好きだ。
このフィギュアは、めちゃくちゃ気に入っているが、リクガメとウミガメしかいないのが、
ほんのり不満だ。不満気隠し芸大会だ。
水棲ガメをっ!水棲ガメを作ってくれっっっ!!!できれば、クサガメでっ。
閑話休題。
翌日は曇天だったが、ここで引き下がれる程、ことカメラに関しては「我慢」の二文字を
知らないアタクシである。
仕事カバンにスポッと入れて、街へ漕ぎ出した。
ビビッドな色は、驚く程に鮮やかだ。
露出が-3〜+3まで変えられるので、白黒だってドンと来いだ。
標準の色も捨てがたい。
810万画素の画質は、侮る無かれ。
トイカメラらしい雰囲気も残しつつ、キレもある。
特に、目に優しい画質は、相当気に入った。
ナニヨ、コレ、楽シイジャナイ!!!
お散歩カメラの相棒は、Vivitarメインで十分。
結局のところ、ただのトイカメラ好き。

最後の1枚は、自分でもどうかしていたとしか思えない。
訪問先の玄関に、変な蛾が止まっていたので、「飛ぶなよ〜、飛ぶなよ〜」と呪文を
唱えながら、3cmマクロで撮った。
非常にスリリングだった。
でも、我に返ってみたら、ただのキモい写真だった。
自分を戒めるためにも、アルバムに残しておく。
一葉にモドル