2015年03月26日

根岸競馬場一等観覧席

Nikon D7000


ある晴れた土曜日の午後。
アタシはJR根岸駅に降り立った。
根岸森林公園に向かおうというのだ。
この公園の一角に、根岸競馬場の跡地が残っているという。

駅前からバスに乗って、旭台という停留所で降りれば、公園はすぐだ。
でも、アタシは、ちょっと寄り道をして、徒歩で突撃だ。
駅からは、15分ぐらい。

坂、そして坂を登る。カメラバッグが重い。帰りはバスに乗ろう。

坂を登り切ると、米軍の施設がドバーンと現れた。
なおも道なりに進んで行く。
やっと公園の入り口が見えてきた。

公園に入って、呆然とする。
だだっ広い原っぱが広がっていて、家族連れがキャッキャしているが、目当ての建物が
どこにあるのかわからない。

仕方がないので、米軍の施設があった辺りを目指して、左回りに外周の道を歩き出す。
まだ残っている紅葉が綺麗だ。下は、落ち葉の絨毯。
ランナーがドカスカ走ってくる。犬を散歩させている人も多い。

「公園もいいけど、競馬場跡地はどこなんだーーー」と頭がグニグニになりかけた時、
道が二股に分かれて、左に進むと、ものものしい米軍施設のゲートが出現した。
そして、その向こうには、なんとも言えない味わいの建物が。
あー、ここだわ。遠かった・・・。

というわけで、やっとの思いで、根岸競馬場一等観覧席にたどり着くことができた。
蔦に覆われてしまっているが、デコラティブな廃墟は、むしろ歴史的建造物の様相を
呈している。
塔の上部に嵌めこまれた窓が、とても素敵だ。

とは言え、これは観覧席の裏側である。
在りし日の姿は、観覧席の手前に展示されている写真でしか拝むことができない。


fkbana99.jpg


建物はフェンスと鉄条網で囲まれ、中には絶対に侵入できないようになっている。
ここは、米軍が管理している建物なのだ。
管理しているというよりも、囲うだけ囲って、放置されている感が強い。
遺跡だ。
無理に侵入しようとすると、捕まって、後々面倒なことになるのは必至なので、
どうか、周囲から眺めるだけに留めて頂きたい。
それでも、十分に素晴らしい建物だ。


一葉にモドル
posted by ツバキ アキラ at 20:33| Comment(0) | デジタル一眼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
にほんブログ村 写真ブログ トイカメラへ
にほんブログ村