Olympus OM10
Kodak Super Gold 400
最近、浅草づいている。
でも、この日の浅草は、ちょっと違ったぜ。
駅に到着した途端、人・人・人。
人の流れを誘導する係員が、何人も配置されている。
な・な・何があった!?
・・・と、頭がグニグニになりかけたが、すぐに謎が解けた。
どうやら、アタシは三社祭真っ盛りで賑わいまくっている浅草に突撃してしまったようだ。
あちゃー。
人波をかきわけ、目指したのは、今戸神社。
この辺りまで来ると、人もまばらで、逆に「今、祭りやってるんすか?」という状態だった。
ポーズとビーチクが素敵な仁王像を見ながら、今戸神社に到着。
のっけから、招き猫が圧してくる。
ここは、招き猫で有名な、縁結びの神社なのだ。
ぎっしりと掛けられた絵馬は、良縁祈願を願う、煩悩の塊。
でも、アタシは縁結びの方は、どうでもいい。
アタシは猫を撮りに来たのだ。
なのに、真っ先に某鼠一派をあしらったベンチに迎えられて、面食らった。
をい、招き猫の神社で、鼠が好き勝手してるぞ!
しかし、心配召されるな。
鼠なベンチをぐるりと回り込むと、もう、これでもか!というぐらいに、無数の猫が
待っていた。
どこを見ても、猫。
その正体は、じょうろだ。どうだ!
本殿にも、巨大な招き猫がドカーンと置いてあるぜ。
腕が長くて、ごわさっ!と良縁を招いてくれそうだ。
三毛猫の方は、実はオスなのだそうだ。
三毛猫というのは、遺伝子の構造上、オスはほとんど生まれず、相当珍しく貴重な存在だという。
三毛猫のオスを乗せると、船が遭難しない、という言い伝えがあるぐらいだ。
社務所に飾られていた、今戸神社招き猫コレクションも撮ったけれど、暗くてブレブレだったので、
別のカメラで撮った写真を、ここに貼っておくことにする。
今戸神社を後にして、待乳山聖天にも立ち寄ってみた。
歓喜天を祀った寺院で、ご本尊は秘仏なのだそうだ。
夫婦和合の二股大根と、財宝を表す巾着がシンボルとのことだが、二股大根が見つけられ
なかった、の、は・・・?
静かな境内は、とても落ち着く空間だった。
気のせいか、非常に清浄な空気が流れているような感覚になる。
至極、気持ちの良い寺院だった。
浅草と言えば、ついつい浅草寺に行ってしまうわけだが、今戸神社も待乳山聖天も、
とても素敵な場所だった。
まだまだ知らない浅草が、きっとある。
一葉にモドル
2014年06月24日
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