2014年05月28日

工場夜景に群がる人々

Nikon D7000


行きたいなぁ、行きたいなぁ、と思っていた、工場の街。

去年、工場夜景バスツアーに参加した時に、唯一ゆったりと写真が撮れた場所。
どうやら自力で行けそうなので、バスの路線を調べて、とりゃあ!と行ってきた。

・・・が。

乗るべきバスを間違えたらしい。
目的地の随分手前で、バスを降ろされてしまった。
どうも、アタシは慌て者でイケナイ。

でも、案ずるな。
地図で調べると、目的地へは、歩いて行ける距離だった。
となれば、歩くべし。
コンビニエンスストアで、飲み物を買って、元気良く歩き出した。

暮れ泥む工場の街。
目的地は、まだちょっと先だが、既に素晴らしい光景が目の前に広がっている。
なんだ、こりゃ、たまらん。

道端でバイクを修理していた、おじさんを跨いで、ふと目を上げたら、修理工場の中が見えた。
「か、かっこいい・・・」
思わず呟いて振り返ると、おじさんが誇らしげな笑顔で手を振っていた。
おじさんも、相当かっこいい。

怪我の功名だ。
この辺りも、すごく楽しい。
歩いてみて、思わぬ収穫があった。
改めて、また訪れてみたい。

さて。
歩くにつれ、日が落ちてきた。いいぞ、いいぞ。
薄蒼い空に浮かぶ、工場のシルエット。最高。
頭上を走るダクトに、目を奪われる。
但し、中は有毒ガスが流れているそうだ。怖え。

すっかり暗くなった道には、雑草が生い茂って、行く手を阻む。
誰かが、こっそり草を結んでおいたら、あっさり罠にかかる。そんな感じ。
足を取られながら、暗がりを進んで行く。

いよいよ、工場夜景が姿を現した。
まだ早い時間にも関わらず、カメラを構えた人々が沢山いる。
フェンス越しの写真になってしまうが、アタシも三脚にカメラをセットした。

フェンス越しだわ、暗いわで、ちゃんと工場にピントを合わせたつもりだったけれど、
後で確認したら、全然ピントが合っていなかった。
何をやっているんだ。
人間の目の限界を感じた。
ここは、明るい部分でピントを合わせて、置きピンするのが正解だったようだ。
でも、フェンスはどうにもならんよなぁ。
道もでこぼこで、三脚自体が安定しなかったしね。

道のどん詰まりまで行って、引き返して来ると、更にカメラを構えている人の数が増えていた。
工場夜景を背景に写真を撮って貰っているコスプレイヤーまでいた。
道端に機材やカメラを放り出し、座って煙草を吸っているカメラマンもいたけれど、
あれはアウトだな。
決して、観光地のようなウェルカムな場所ではないのだから、せめて行儀良くするのが、
最低限のマナーというものだろう。
大体、どんな危険なガスが漂っているかわからない工場地帯で、煙草は御法度だと思う。
去年は入れた場所が、立ち入り禁止になっていたしね。
誰かが何かをやらかしたのだろう。


fkbana84.jpg


眺めは素晴らしいけれど、夜の工場街は、暗い。
女性が一人で突撃するのは、かなり危ないと思う。
今回アタシが出会ったカメラマンは、ほとんどが男性だったけれど、一人で来ている人は
いなかった。アタシも、同行者と一緒だった。
勇者になる必要は無い。
大切なのは、自分の身を守ること、だ。


一葉にモドル
posted by ツバキ アキラ at 20:42| Comment(0) | デジタル一眼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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