2014年05月02日

下北沢の喫茶店

Nikon D7000


約半年ぶりに、気の合う友人達と集まって、遠足に行った。
遠足と言っても、別段遠くまで行ったわけでもない。
下北沢をブラついただけだ。
でも、アタシ達はそれを遠足と呼んでいる。なぜだか知らないが、そう呼んでいる。

下北沢北口から、ぐるりと街を一巡りして、喫茶店に入った。
「イーハトーボ」という、お店。

狭い階段を上って、2階。
扉を開くと、センスの良い音楽が出迎えてくれた。
こぢんまりとした、心休まる空間。
お気に入りの本でも読みながら珈琲を飲んだら、つい長居してしまいそうだ。
いい店を見つけた。

「イーハトーボ」を後にして、今度は駅の南口方面を攻める。

商店街を抜けて、住宅街に入ってしまったが、下北沢は住宅街も侮れない。
古い古いクリーニング店が気になって、路地に入って行ったら、なぜか袴が無数に干してあった。
店の窓は割れ、壁には蔦が這っている。
もう営業していないクリーニング店なのだろうか。

歩いていると、やけにタバコ屋を多く目にする。
チェ・ゲバラがパッケージになっているタバコを見つけた。

市川海老蔵のような男の絵姿が浮かび上がる壁が、あっちにもこっちにもある。
この人は誰で、ナンデこんなことになっているのだろう。

そうこうしているうちに、何となく目指していた喫茶店「邪宗門」に到着。
森鴎外の娘、森茉莉が愛し、1日の大半を過ごしていたという喫茶店だ。
窓際のテーブルが、森茉莉の座っていた席。

気さくなマスターに、昔の下北沢の街の話や、この街に住んでいた文士の話を伺う。
萩原朔太郎の家なども近くにあったそうで、お嬢さんの萩原葉子も、よく店に来たそうだ。

店の雰囲気が、なんとも暖かくて、落ち着く。
「写真を撮ってもいいですか?」と尋ねると、「どうぞ。他のお客様の邪魔にならないようにね」
とウインクが返ってきた。
マスター、お茶目である。

楽しい語らいと、美味しいお茶、心和む空間に、のんびりと浸り、駅の方へと戻った。
食事をして外に出ると、街はすっかり夜の顔になっている。
これが、また、いい。
下北沢は、夜も楽しい。
夜景は撮らないつもりでいたが、いつしか皆でカメラを取り出し、夜の街撮影大会に
なってしまった。


fkbana82.jpg


実にゆったりと、しかし充実した1日になった。
この4人での「チーム・ブタ箱」で出掛けると、いつも楽しいことになる。
皆、楽しいこと、面白いことを見つけるのが、本当にうまい。

次は、どこへ遠足に行こうか。


一葉にモドル
posted by ツバキ アキラ at 21:13| Comment(0) | デジタル一眼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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