2014年03月10日

五反田の旅館 海喜館・・・怪奇館?

Olympus OM10
AGFA CT PRECISA 100


雨がそぼ降る、土曜日の昼下がり。
五反田は目黒川のほとりにある古い旅館、海喜館に赴いた。
と言っても、泊まりに行ったわけではない。
周囲をぐるりと歩いて、写真におさめてきただけだ。

以前から、随分古い旅館があるなぁとは思っていた。
すると、密かにインターネット上を賑わしている、謎の旅館だったことを知った。
怪奇館と称して、紹介しているサイトもある。

怪奇と聞いては、見過ごせない。
カメラを担いで、電車に飛び乗った。

駅を出て、目黒川を渡る。
いや、川をじゃぶじゃぶと歩いて渡ったんじゃない。ちゃんと橋を渡った。
橋の真ん中辺りで、ふと川に目をやると、電線に鳩が並んでいた。

橋を渡りきれば、そこが海喜館だ。
折も折。白梅が咲いていて、風情のある古い旅館といった、たたずまい。
看板の文字と電話番号が時代めいているが、まだ怪奇は感じられない。

反時計周りで、周囲を周り始めた。
塀に亀裂が走っている。住所表示が折れてしまっている。住所は秘密なんだろうか。
旧字体の看板を発見。
錆び付いた住所表示もあった。三越のマークが泣かせる。

建物の裏側は無粋な駐車場。
でも、そこからは蔵が見える。
建物の一面も、ちゃんと見える。一見すると、普通の住宅のようだ。

ぐるりと回って、旅館の左側面。
裏口なのか、離れの入り口なのか、判然としないが、堂々と自転車が置かれている。
自転車の籠には、ゴミが詰められないように蓋をしてあった。万全だ。

なぜか、塀に中途半端な鉄骨が組まれている。これは何のまじないなんだろう。

周囲を1周して、再び表玄関。
ちょっとだけ勇気を出して、ちょっとだけ道路から中に踏み込んで、玄関を撮影。
それで、THE ENDだ。

うーん、最後まで、あまり怪奇は感じられなかった。
でも、古い待ち合い風旅館の風情と浪漫は感じられたように思う。
金田一耕助が泊まりに来そうな宿だ。


ombana15.jpg


しかし、ISO100のフィルムで撮るには、いかにも暗かった。
そこが怪奇館と呼ばれる由縁か。
鬱蒼としているので、「これは!」と思う箇所は、全部暗い。
3分の1ぐらいは、手ぶれで使い物にならない写真になってしまった。
辛うじて残った写真も、実にボンヤリしている。
ここは、ひとつ、デジタル一眼レフで再挑戦したいところだ。


一葉にモドル
posted by ツバキ アキラ at 21:22| Comment(0) | フィルムカメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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