Nikon D7000
model:蜜稀さん
寫眞館ゼラチンさん風の写真を撮ろう!
そんな意気込みのもと、蜜稀さんと相談を重ねながら、キャラクターを創り込んだ。
人形のように、退廃的で無機質なイメージ。
床を這うように、自ら朽ちていく。
廃墟風のスタジオは、とても寒く、蜜稀さんは寒さに震え上がりながら、頑張って下さった。
冷えきって冷たい床に、這いつくばって下さい、とお願いするのは、いかにも酷だった。
鋏を持った少女の狂った妄想。
そう、この少女は、本当に誰かを傷つけているわけじゃない。
切り刻むという歪んだ妄想から、静かに自己が失われていくだけ。
心がバラバラに散らばっていくだけ。
そして、眠りにつくのだろう。
その震える目蓋が見る夢は。
一葉にモドル
2014年02月28日
この記事へのコメント
コメントを書く
にほんブログ村