model:蜜稀さん
2013年11月16日。
秋だ、紅葉だ、落ち葉に埋もれるぞ!と、ポートレート撮影に行った。
秋の日差しは、日が傾き出した頃からが真骨頂。
というわけで、午後3時くらいから、1時間半程で、ぶわ〜っと撮らせて頂いた。
けれど。
そんな短い時間にも関わらず、すごく充実して、楽しい撮影になった。
この日の蜜稀さんは、赤ずきんちゃんのようなファッション。
森の中に、落ち着いた赤が映えて、とってもファンタジー。
落ち葉とも、実によくマッチしていた。
日差しがスポットライトのように当たる場所を探して、立って頂く、座って頂く。
秋の日差しが、エクセレントだ。
逆光の写真は、クリップオンで、ソフトにライトを当てた。
ちょっと暗い感じの森の背景を見つける。ん〜、いい雰囲気。
だが、光量が少な過ぎて、ストロボを焚いてしまうと生々しくなるし、ライト無しでは
かなり辛い画になってしまった。
う〜む、どうしたものか。
考えあぐねた末に、多重露光で明るくしてみることにした。
人物撮影では、初めての多重露光だ。
落ち葉を撮ってから、顔を重ねた画は、顔に葉っぱがかかってしまったので、すかさず反省して、
レンズキャップを使いながら、顔を重ねる位置を調整。
・・・ミラクルが起きてしまった。
これが撮れただけでも、この日は収穫ありだと思った。
これまた、蜜稀さんの表情が素晴らしい。
ちなみに、アルバムのタイトルは、「赤ずきんちゃん」のフランス語のタイトルだそうだ。
この日の蜜稀さんの雰囲気には、ぴったりくる感じだと思う。手前味噌。

一葉にモドル