model:蜜稀さん
2014年1月12日。
無事、新年を迎えたので、「正月は着物だ!」と、和装の蜜稀さんを撮らせて頂いた。
ちょっと遅めの、新年のご挨拶である。
和装と言っても、ただの和装ではないぞ。
和と洋を組み合わせた、蜜稀さんならではの感性が光るコーディネート。
衿の抜き方がパーフェクトで、素晴らしかったのだ。
お手製の狐のお面も用意して下さった。ありがたい。
「脚を撮って欲しいです!」というリクエストにお応えして、脚に固執していたら、
画角が激しく斜めになっていた。
酔うっつの。
お屠蘇の呑み過ぎだ。
それにしても、痣風の柄のストッキングってぇのは、ちょっとドッキリさせるものがある。
破れ障子の部屋では、ストロボの光が生々し過ぎたので、蜜稀さんからLEDライトをお借りして、
色調が落ち着いた。
その代わりに、黒背景と白背景の部屋では、ストロボがイイ仕事してくれた。ような気がする。
黒背景の方は、もう少し光量を上げた方がエクセレントだったが、白背景の方は、影が面白く出て、
自分でも「これは、いいんじゃないか?」という写真が撮れたように思う。我ながら呑気だ。
ところで。
蜜稀さんが目指しているのは、ドールのような雰囲気なのだそうだ。
おっとっと、どっちかというと、妖怪っぽい感じで撮ってしまったぞ。すまん。
「狐の嫁入り」なんてタイトルをつけて、狐の娘が見初められて、嫁入りし、初夜を迎える・・
というようなストーリーを勝手に妄想したのは、アタシだ。すまん、すまん。
趣味が、完全に露呈してしまった。
というわけで、ドールのような雰囲気の写真を撮ることが、今後の課題になった。
ネタは尽きない。

一葉にモドル