2014年01月16日

麒麟の翼

Nikon D7000


2013年2月10日。
アタシが日本橋界隈をブラブラしていたのには、理由があった。
撮りたいものがあったのだ。

麒麟の翼。

地上波初登場で映画を観たら、中井貴一が、どーーーしても撮りたくなってしまったのだ。
違う、麒麟の翼像を撮りたくなったのだった。
日本橋に、中井貴一は倒れてないからね。
ついでに、阿部寛もいないよ。

でも、麒麟の翼は、ちゃんと待っていてくれる。

映画放送直後だったためか、軽く人だかりができていた。
スマートフォンを向ける人々の群れに、本気のカメラで紛れ込んだ。

麒麟の翼像は、橋の中央、両方の橋桁に4体鎮座している。
翼の造形が、素晴らしい。すんばらしい。びゅーてぃふぉー、だ。
いや、翼だけじゃない。
火焔のような尾、肉体の質感、柱の装飾までが、細密に作り込まれている。おおお。
緻密にして躍動感がある。見事な芸術品だと思う。

ちなみに、獅子は守護、麒麟は繁栄、という意味が込められているそうだ。
翼がある故に、よく竜と間違えられてしまうらしいが、麒麟だ。KIRINビールのアレだ。
そう、麒麟には本来翼は無い。
しかし、その背中に翼があるのは、東海道の起点において、旅立つ人の飛躍を意味しているんだとか。
映画の台詞を引用すれば、
「本来は翼がないんです。でも、ここは日本の道のスタート地点。
この翼は、ここから日本中に飛び立っていけるという願いを籠めて造られたそうです」
ということになるようだ。

昼間の麒麟像はモノクロで撮ったが、映画には夜の麒麟像が描かれていたので、夜まで待ってみた。
一応、ストロボも持って行ったけれど、橋を照らす蛍光灯の灯りの中、ぼんやりと浮かび上がる
陰影が、なんとも神秘的で、麒麟とは霊獣であったのだと、改めて思い知らされた気分だった。

昼は雄々しく、夜は荘厳な、麒麟の翼。
映画のタイトルを入れてみたら、安っぽくなってしまった。
安っぽくしてんなよ。中井貴一に怒られるぞ。


fkbana45.jpg


一葉にモドル
posted by ツバキ アキラ at 21:47| Comment(0) | デジタル一眼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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