2014年01月11日

冷たい風が強く吹く晩

Nikon D7000


これまで、アタシの愛機はNikon D60だった。
かれこれ、5年近くつきあってきたか。
いや、設定をいじって、ちゃんと使うようになってからは、ほんの2年ぐらいだと思う。
きちんと使ってやれば、それなりにニーズに応えてくれる、イイヤツだと思っていた。

でも、古い型落ちの初級機では、そろそろ限界が見えてきた。
何がどうだというよりも、色々なことが、限界。
曲がりなりにも「写真が趣味です」と言うからには、もうちょっと”撮れる”カメラを持っても
バチは当たらないんじゃないか。

そう思い立って、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、D7000を買った。
ハイアマチュア機としては、最終モデルとなるであろう、D7100の発売が決まって、底値を打って
いたので、敢えてのD7000。
チマチマ集めてきたレンズが使える中で、一番スペックが高そうだ、と判断して、決めた。
新しい相棒の誕生だ。

その新しい相棒を抱えて、2013年2月8日、アタシはマボロシさんと共に、川崎で寒風に
吹きつけられていた。

「工場夜景を撮りたいですな〜」
「東扇島公園から、見えるらしいですぜ」
「行きたいですな〜」
「・・・行きますか?」
「・・・はい、行きましょう」

そんな会話の流れのままに、それぞれの仕事が終わってから、バスに飛び乗ったのだ。
写真バカ。写真バカの二人だ。救いようが無い。

パノラマビューの公園の対岸に、工場の灯が揺れていた。火も揺れていた。おおお。
とんでもなく冷たく、強い風が吹き荒れる中、いそいそと三脚を立てるものの、三脚もグラグラ揺れる。

「うおー、寒いいい」
「うおー、ブレるううう」

寒さと強風に翻弄されながらも、撮影をやめない我らは、やっぱり写真バカだ。

小一時間程、撮影に没頭して、どちらからともなく顔を見合わせた。
「寒過ぎる・・・帰りましょう」

帰りのバスを待つ間に、公園のトイレで鏡を見たら、鼻が苺のように真っ赤になっていた。
顔も、10歳ぐらい老け込んでいた。
手が強ばってしまって、指が動かない。
それでも音を上げなかった我らは、やっぱり写真バカなんだろう。

バカにつける薬は、無い。


fkbana43.jpg


一葉にモドル
posted by ツバキ アキラ at 18:45| Comment(0) | デジタル一眼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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