Lomography COLOR SLIDE/X-PRO 35mm 200
冬に撮る、このフィルムの魅力に取り憑かれてしまった。
お祓いだ!
いやいや、祓っちゃダメだ。
憑かれるままに、このまま突っ走れ!
というわけで、仕事鞄にスメハチさんを忍ばせて、思いつくままにシャッターをきってみた。
こんな時、スメハチさんは便利だ。
鞄に入れておいても邪魔にはならないし、持っていても存在感が無いので、道端にしゃがんで
ブロックを撮っていても、持病の癪が出たかと思われるぐらいで、あまり不審者にならない。
・・・なんだよ、持病の癪って。
お陰で、しゃがみ率が高くなってしまった。
低く、低く、かがんで世界を見るのじゃ〜。
いつも、マンホールの蓋に日差しが当たって、キラキラしているのが綺麗だと思っていた。
あれを撮りたい、撮りたいんだーーー!と地団駄踏んでいた、それを。
やっと撮ることができた。これでもう、あのキラキラはアタシのものだ。
それだけで、このフィルムにもミラクルが起きたと思っている。
アタシは本当に呑気である。

一葉にモドル