2013年12月10日

さまよえるブタ箱 川越

Zenit 122K
Fuji Velvia 100F


えつじさん、マボロシさん、蜜稀さん。
そこに、アタシを加えた4人で、写真を撮る仲間の会が結成された。
チーム名「ブタ箱」。えつじさんがポロッと呟いてしまった言葉が、そのまま採用された。
結成、と言っても、大層なことは何も無い。
ただ集まって、写真を撮って、グダグダしているだけの、ゆるい遊び仲間だ。

そのブタ箱メンバー達で、川越に遠足に行った。おやつは、300円までだ。
長い麩菓子に驚き、芋羊羹に涎を流し、ブラブラと、そぞろ歩いた川越の町。

日本に2基しかないという、屋上観覧車があるってんで、ぶわーっと丸広百貨店の屋上に昇った。
カワイイ観覧車だ。屋上遊園地は、のすたるじい。
それぞれに、乗ってみたいと野望を膨らませつつ、牽制し合って、結局誰も乗らない。シャイだ。
いつの間にか、UFOキャッチャーに興じていた蜜稀さんが、うまい棒を抱えて戻ってきた。
皆で、モシャモシャ食う。喰らいつく。水くれ。
ちなみに、もう1基の屋上観覧車は、うちのご近所、蒲田の東急プラザにあるんだぜ。えっへん。
何の自慢にもならないが、これで、2基とも制覇したことになる。
あ、そうか、乗らなきゃ、制覇したことにはならないか。がくり。

発狂くんという、不穏な名前のせんべいに狂乱し、風情のある町並を堪能し、ブラブラ歩き回る。
途中見つけた、明日が開店というお店のショウウィンドウ。
レトロなカメラと、お宝ものらしいギターが並んでいる。
眺めていたら、ご店主が特別に開けて下さった。
ビンテージもののフィルムカメラが、ズラリ。
ご店主が趣味で買い集めたものだそうだ。
ギターの方は門外漢なので、残念ながら良さがわからなかったが、こっそり言っておこう。
ここは、かなりの掘り出し物と出会える店だ。行ってみて、損はないと思う。

「たまのを」というイイ感じのお店の横に、芸者さんが通っていたという路地があった。
一般人が通り抜けようとすると、阻まれるらしい。
向かい側の道から、確かに撮った筈なのだが、その写真が残っていなかった。
張り子のお狐さんの生首なんか撮っていたから、化かされたのかもしれない。

最後は、やっぱり錆を撮ってしまった。錆を撮らないと落ち着かないんだよ。わりかったな。
そこで、フィルム終了。
そして、川越そぞろ歩きも終了。
4人で、レトロな雰囲気の喫茶店に潜り込み、あとは焼き肉をかっ喰らって解散。

いやぁ、実に楽しい遠足であった。
OM10でモノクロを、Zenitでカラーを。
フィルム2本を撮りきってしまう程に。

さて、次にブタ箱が目指すのは?


zntbana4.jpg


一葉にモドル
posted by ツバキ アキラ at 09:15| Comment(0) | フィルムカメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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