2013年11月02日

工場夜景を手に入れろ

Nikon D60


突然だが、アタシは工場夜景というものが好きだ。大好きだ。
子供の頃、父の運転する車に乗って、夜の高速道路を走っている時に見える、工場の灯りが、
それはそれは好きだった。
いつか、大人になったら、あの場所に行ってみたい。そう思っていたものだ。

その夢が、ついに叶った。
工場夜景ジャングルクルーズという、夢のようなクルーズがあることを知った。
常に、予約は満席。
そうか、あの工場の灯りに魅了されるのは、アタシだけではなかったのだな。
なんだか嬉しくなる。

なんとか、1日だけ空いていた日を予約して、ワクワクしながら乗船した。
90分間のクルーズである。
小雨模様のデッキに上がって、臨戦態勢。

宵闇を走る船は、いかにも速かった。ドインドインと跳ねながら、海をひた走って行く。
スリルは満点。しかし、写真を撮るどころの騒ぎではない。
もちろん、三脚など立てられない。立てても、船が揺れまくっているから、無駄である。
加えて、暗い夜の闇の中では、ピントが合わない。オートフォーカスでは、まず無理。
手ぶれと戦いながら、マニュアルでピントを合わせるが、合っているのか、いないのか、
全然わからない。

いや、もう、苦労しましたよ。

一番のメイン。扇島の工場プラントでは、船を減速してくれたので、なんとか撮れた。
でも、やっぱりブレブレのボケボケであった。
しかし、未来のメガロポリスのように光り輝く工場プラントの美しかったこと。

クルーズの終盤は、寒さでシャッターがきれなくなった。
寒風吹きすさぶデッキで、もはや指の感覚がなくなっている。

ガタガタ震えながら、下船した。
強ばった指は、しばらく固まったままだったけれど、赤レンガ倉庫と、みなとみらいの
町並を撮りながら歩く。
止まっている夜景は、こんなにも簡単に撮れるのかと、感動した。

いやぁ、すさまじい虎の穴でしたよ。工場夜景ジャングルクルーズ。
でも、素晴らしい眺めだった。
どの工場も、本当に美しかった。
アタシにとっては、どんな宝石よりも、綺麗に見えた。

今度は、なんとか、ちゃんと工場夜景を撮ってみたい。
あの、煌めく工場夜景を手に入れるのだ。


fkbana27.jpg


一葉にモドル
posted by ツバキ アキラ at 01:58| Comment(0) | デジタル一眼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
にほんブログ村 写真ブログ トイカメラへ
にほんブログ村