2013年09月30日

妙見島ワンダーランド

Olympus OM10
Kodak ProFoto XL 100


東京都内23区にある唯一の自然島・妙見島という所に行って来たのだ。
『東京サイハテ観光』という本で紹介されていたので、ブラッと行ってみたのだ。
江戸川区にある島だが、浦安駅から東京に再入国して、潜入した。

本では、実にサラリとしか書かれていなかった。
「行ったよ〜」ぐらいのことしか書いていない。
なんだかワカラナイので、インターネットというもので検索してみた。
どうやら、かの「タモリ倶楽部」で、取り上げられたことがあるらしい。
それに触発されて、訪れた方々がブログに記事を上げていらしたので、ありがたく拝読
させて頂いたわけだが・・・

くっそツマラナイ場所という風にしか描かれていない。これは、どうしたことだ。

皆さん、ボートハウスの写真と、月島食品という工場の写真しか上げていらっしゃらない。
後は、猫の写真が少々。
島内の8割が工場で、メインの通りを歩くしかないため、30分程で引き上げざるを得ない
場所であるという。

そんなわけで、あまり期待をせずに、なんとなくブラッと行ってみたのだが・・・
その寂れ具合。鉄っぷり(鉄道じゃなくてね)、工場っぷり、朽ちかけっぷりに、
メーターが振り切れた。
巻く巻くフィルム、きるきるシャッター。
あっという間に36枚を撮りきってしまった。
滞在時間は、ゆうに1時間を超えていただろう。

祝日の月曜日に行ったのも良かったのかもしれない。
稼働している工場も見られた。
砂利山に興奮して、工場の外からピントを合わせていたら、作業をしていた工場の方が
Vサインを送って下さった。お茶目である。

朽ちかけたアパートには、なるほど野良猫が、うじゃうじゃ棲息していた。
皆、百戦錬磨の猛者という顔つきで、迫力のある猫ばかりだ。
どの猫も、満身創痍である。耳が千切れ、片目だったりする。
ここでは、かよわい猫は生きていけない。
妙見島に猫を捨てたら、オトモダチがいっぱいでシアワセに暮らせるネ♪なんて、
呑気なことを考えてはいけない。
仲間に入るためには、相当な試練が待ち受けているのだ。
そんな弱肉強食の世界を生き抜いてきた猫だけが、ノソノソしている。

人間も、ぼんやりしていられない。
人は、ほとんどいない島だが、工場に出入りするトラックが頻繁に行き交っている。
撮影に夢中になって、我を忘れていると、車に轢かれる。しかも、重量級のトラックにだ。

しかし、工場とか瓦礫とか錆に興味が無ければ、何の面白みも無い島なのだろう。
アタシには、目と鼻の先にあるというDから始まる夢の国よりも、楽しい島だった。
しかも、こっちはタダよ。

妙見島。思わぬワンダーランドの発見である。


ombana5.jpg


一葉にモドル
posted by ツバキ アキラ at 01:50| Comment(0) | フィルムカメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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