Olympus OM10
Kodak ProFoto XL 100
友人と楽しい江ノ島観光に行ってきたのだ。
我が家から江ノ島は、そう遠い場所でもないのだが、そりゃもう、久しぶりに「遊んだ〜」
という1日を満喫して、大変に楽しい1日だったのである。
そんな日の思い出。ちゃんと残しておきたいじゃない?
そう思っていた。
現像したフィルムをスキャンするまでは、確かにそう思っていた。
出かける日の前日。
フィルムを詰めて、アンバーのフィルターをレンズに装着し、これで準備万端だ!と
遠足に行く小学生のようにワクワクして布団に潜った・・・までは良かったのだ。
ところが、ウキウキしながらシャッターをきっていると、なにやら動作が鈍い。
カッ・・・チャン、という状態でシャッターがきれる。
浅倉南が乗り移ったのかと思うぐらいに、カッ・・・チャン、なのである。
普通は、そこで気づくものだ。
ところが、テンションが上がりきっているアタシは、気にしない。
気にしないで、写真を撮り続けてしまうのだ。
どうだい?潔いだろう?
事の重大さに気づいたのは、撮りきったフィルムを巻き取る段になってからである。
・・・バルブモードで撮っていた。
手持ちで、うっきゃー!と撮った写真が、バルブモード。
手ぶれしていないわけがない。
ブレブレで、わけのわからない心霊写真が多数。
なんとか写っているものを、暗く編集したら、とても気持ち悪いことになって、
結局、心霊写真。
なんだ、全部、心霊写真じゃないか。
楽しい夏の思い出が、全てあの世に旅立ってしまった。
そんな、夏の終わりの、ほろ苦い思い出。
その後、アタシが撮影モードを異常に気にする者になってしまったことは、
言うまでもない。
一葉にモドル
2013年09月30日
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