Kodak Tri-X 400
外見の愛らしさに惹かれて買った、La Sardina。
小さなボディが繰り出す、広角レンズの素晴らしさは、大変満足しておりました。
でも、ピント合わせがねぇ。
虫か人か、しか無いんですよ。
いや、それじゃあ、全然わかりませんね。
近いか遠いかの二択しか無い、ということなのであります。
寄って撮る分には、なかなかイイ画が撮れるんですが、引きで撮ると、もうモヤモヤでして。
ピントが甘い、甘い。
いくらトイカメラとは言っても、ここまでピン甘ですと、頭を抱えたくなります。
加えて。
これは、初期不良のようなのですが、うちのSardinaで写真を撮りますと、ほとんどの写真に
光漏れがあるんですね。
どんなにマスキングテープでグルグル巻きにしても、ダメ。
写真の左下に、光の筋がスパーンと入る。
いつも、お世話になっている「ポパイカメラ」さんで尋ねましたら、
「Lomographyに直接連絡して貰って、修理するしかない」
とのことでして。
裏蓋の爪も折れてしまっていましたので、頑張って使おうと思えば、使えないこともなかった
のですが、まぁ色々考えて、潔く、La Sardinaとはサヨナラすることに致しました。
実に短いつきあいではありましたが、La Sardinaでの写真は、これが最後です。
ありがとう、Sardina。
楽しい景色をいっぱい見たね。

一葉にモドル