2013年07月23日

古いカメラで 〜Olympus OM10〜

Olympus OM10
Kodak Tri-X 400


このOM10。
元はと言えば、配偶者の愛機です。
若かりし頃、共に、あちこちを旅した仲間。

それをですね。
アタシが、あまりにもフィルムカメラにハマっているものですから、
「これ使えば?」
と、押し入れの奥から引っぱり出してきて、無期限・無償で、貸してくれたのですよ。
10年以上眠っていたものです。
このまま、眠らせておくよりは、使って貰った方がいいと言ってねぇ。
ありがたいことです。

しっくりと手に馴染むソレは、さすがは旅の供ですよ。
よく使い込まれて、小さな傷も沢山ついています。
きっと、全てが思い出のひとつひとつなのでしょう。
大切に使わせて頂くことに致しました。

フィルムは、トライXで万全。
レンズは、ズームと広角がありましたが、広角一本で勝負です。

しかし、準備万端かと思いきや、ここでいきなり困っちゃった。
フィルムカメラにおける、ISOと絞りとシャッタースピードの適正な関係がわからんのですわ。
デジタルだと、そもそもが明るくなってますからねー。
ISO400で、晴天だったら、思いっきり絞るか、シャッタースピードをかなり速くしないと、
何も写らないぐらいの勢いですよ。
でも、相手はフィルム。
全くもって読めないので、「一体どうしたらいいんじゃーーー!」と、頭を抱えていたら、
配偶者が言うんです。とってもアバウトなことを言うんです。
「シャッタースピードが250ぐらいになってれば、OK」。

ろ、露出とかは考えなくていいんですかね?
アタシ、空とか撮りますよ?
ってゆーか、アバウト過ぎんだろっっっ。

でも、まぁ、そんなフニャラとした教えでも、ちゃんと写るんですね〜。
やはり、空を大きく入れて撮った写真は、空に露出が合って、暗い部分が黒つぶれしちゃいました
けれども、シルエットとして見れば、それはそれで画になってくれました。
雲が綺麗に撮れたので、良しとします。

ちなみに、OM10で一番最初に撮ったのは、アルバムの1枚目。
うちの亀です。
試し撮りで撮ってみたら、思いの他よく撮れていたので、アルバムにも入れてしまいました。

このフィルムを撮りきるのに、最後の3枚ぐらいは、シャッターがおりなくなってしまい、
写真も撮れていませんでしたので、カメラをオーバーホールに出しました。
今現在、まだ戻ってきていません。

戻ってきたら、今度は何を撮りに行きましょうかねぇ。


ombana1.jpg


一葉にモドル
posted by ツバキ アキラ at 00:09| Comment(0) | フィルムカメラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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