lomography COLOR SLIDE/X-PRO 35mm FILM/36 EXP. 200
「ポパイカメラ」に売られていた、リバーサルフィルムを迷わず買っての撮影。
前回も、クロスプロセスでしたが、フィルムが感光してしまって、
クロスプロセスもへったくれも、あったもんじゃなかったので、
一応のところは、これが初めてのクロスプロセスです。
ISO200のフィルムです。
あまり無理はできませんが、夕暮れ時の残照を狙って撮りました。
すると、あら不思議。
緑色の空が現れました。
ほんのり黄色い空に、緑のグラデーション。
「ああ、綺麗だな」と思いましたよ。
そうかと思えば、光の入り具合では、赤紫の色も出て。
赤いベンチを撮った写真では、とてもビビッドな色が出て、それにも驚きました。
なかなか奥が深いですねぇ。
アタシのような初心者には、どう転ぶか分からない、スリリングな面白さです。
空が白飛びしてしまって、面白みの半減した写真もありましたよ。
セロハンで作ったカラーフィルターを使った写真が何枚かありますが、
クロスをかけるなら、フィルターは無い方がいいかもしれません。
ちなみに、写真をやっていらっしゃる方なら、当然のようにご周知のことと思われますが、
クロスプロセスとは、ポジのフィルムで撮った写真を、ネガ焼きする手法で作られる
写真のことです。
コントラストが強くなって、不思議な色合いになるのがキモです。
最後の写真は、Photoshopで写真を重ねて、ちょっと筆で色づけしたものです。
邪道なのかもしれませんが、こんな風に、思い切った遊びができるのも、
トイカメラで撮った写真の面白さの1つかもしれません。

一葉にモドル